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日本名城シリーズ1/300 復元 国宝期 岡山城 とは
■前作よりグレードアップ。旭川から望む岡山城をイメージし設計変更。樹木パーツも充実させ、グラフィック全面見直し、更にリアル感をアップしました。
■安土桃山文化を色濃く受け継ぎ、安土城と豊臣大坂城の意匠をあわせたかのような建築美は素晴らしいものです。日本の天守建築の流れが見て取れる岡山城を1/300サイズのペーパークラフトとして再現しました。
監修 : 三浦正幸(広島大学大学院教授)
<モデラー仕様> ・古図面・実測図・復元図から設計した超本格派!ペーパークラフト ・安土桃山文化を色濃く受け継ぐ岡山城の戦災で消失する前の国宝期の姿を復元! ・完成サイズ:縦14.5cm 横21.0cm 高16.0cm (実物の1/300スケール) ・作成時間:8~10時間(個人差があります) ・商品仕様:A4上質紙 部品図8枚、表紙組立図3枚含む
岡山城の歴史
■岡山城は小高い丘が連なる土地に建設されました。
梯郭式による三段の城郭配置が西側に広がる平山城で5重の堀に囲まれた城郭と流路を変えた旭川を天然の堀として東側に、また郭の代わりとして「後園(後楽園)」が築かれました。
■天守は4重6階で塩櫓を備えた複合式望楼型で金箔瓦を使用した壮麗な姿をしていました。
初重が歪んだ多角形をしているため、同じような多角形の天守台を持つ安土城天主を模したものとも言われるが、羽柴秀吉による大坂城を模しているとも言われている。
外観は黒漆塗りの下見板が張られ、「烏城(うじょう)」とも呼ばれました。
■戦国時代、宇喜田氏が本拠地としたことで近世城郭の基礎が生まれました。
「岡山」、西隣に「石山」、さらに西隣に「天神山」と3つの丘が連なる場所は古くから要害として使用されてきました。宇喜田直家は、その中の石山にあった「石山城」を本拠とし入城・改築を行いました。
その後、豊臣政権下で57万4千石となった子の宇喜田秀家が相応しい城とするため天正18年-慶長2年(1590-1597)の8年間をかけて大改修を行いました。隣接する「岡山」に新たに本丸を設け石山城を二の丸内郭に、二之丸を西之丸に、二之丸の西に三之丸の郭を整備しました。
こののち城は「岡山城」、城下町は「岡山」の呼称が定着しました。
■江戸時代に入ると、改易となった宇喜田氏に代わり、52万石となった小早川秀秋が入城。本丸中の段を拡張し、三之丸の外側に二十日堀と呼ばれる堀を造り城下町の拡大を行いました。
その後入城した池田氏によって整備が進められ、幕府の格式に見合った城となりました。本段御殿、表書院も設けられ、岡山城の縄張りが完成しました。
本丸には天守の他に3つの御殿、高層(3層以上)の櫓が9棟、2層櫓に櫓門と多数の建物が存在しました。貞享4年(1687)池田綱政によって14年の歳月をかけた「後楽園」が造営されました。庭園の形をしているものの城を守る郭の役割もはたしていました。
ペーパークラフト岡山城の作り方
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